次世代農業への挑戦
中洞牧場の運営主体である企業農業研究所は、「都市部の企業が支える農業実践モデルづくり」を目的として設立されました。あるがままの自然な姿で育った牛の健康な生乳を原料に安心・安全な乳製品を提供する「山地(やまち)酪農」の実践をはじめ、酪農・農業の組織化、農業生産法人の自立を実現する 十次産業化 (※1) を行い、企業と農業の距離を近づけるための基盤づくりをめざしています。
- ※1 一次(生産)+二次(加工)+三次(販売)+四次(広報宣伝)=「十次」とした製販一貫型の農業経営を指す造語で、一般的には「六次産業化」と呼ばれています。
持続可能な農系事業の構築をめざします
- 山地酪農を通じた酪農の原点回帰モデル提案
- 林業と酪農および畜産の共生
- 自然栽培(無農薬・無施肥)野菜・炭・蜂蜜・茸等の生産
- エネルギー自給(※2)
- ※2 牧場内のエネルギーは、薪・炭・太陽光発電・通常電力・予備的ディーゼル発電でまかなっています。岩泉町の電力が中型水力発電のため、原発には依存しておりません。
すでにいくつかの企画は実際に動き出しています (農業生産法人格 ※3 取得済み) 。日本への導入が検討される家畜福祉 (※4) の実践や、関連会社である株式会社リンクによる酪農・農業の IT 化コンサルティングなど、文字通り企業における農業モデルをさまざまな角度から研究・実践しています。
- ※3 農業経営を行うための農地が取得できる法人格。
- ※4 「人間のために生かされ死んでいく経済動物であっても、生きている間は幸せにすごさせてやるべき」という考え方。EUが提唱している概念で、日本も受け入れざるを得ない状況にあるが、中洞牧場は25年以上前から本来の家畜福祉を実践してます。中洞牧場では、経済動物のためだけではなく、本来の酪農の存続のため、そして何より命をいただく人間の健康のためにこそ、草食動物であるウシの食性と本来行動は守るべきと考えているのです。
概要
名称 | なかほら牧場(社名:農業生産法人 株式会社企業農業研究所) |
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本社 | 岩手県下閉伊郡岩泉町上有芸水堀287 〒027-0505 電話:050-2018-0112 FAX:050-2018-0178 |
東京事務所 | 東京都港区北青山 2-14-4 アーガイル青山 14階 〒107-0061 ※ 2020年 11月 24日 (火) に移転しました。 電話:050-2018-0110 FAX:050-2018-0178 |
代表取締役社長 | 岡田 元治 |
牧場長 | 牧原 亨 |
資本金 | 12万円 |
開設 | 1984年6月 |
法人設立 | 2010年2月10日 |
事業内容 |
山地酪農乳牛の生産・飼育・販売 牛乳・乳製品・関連製品の販売 山地酪農家育成のための実地指導および研修 肉牛生産や家畜福祉に関する実践的研究への協力 農薬も肥料も一切使用しない自然栽培農法の研究・実践 |
関連会社 | 株式会社リンク |
なかほら牧場の運営の枠組み
- なかほら牧場
農業生産法人 株式会社 企業農業研究所
[山地管理・飼養管理・生産・製造・出荷]
山地酪農のモデル牧場として、
飼養・生産・製造(〜販売)基盤の構築〜維持を
目的とする。
- 株式会社リンク
- オフィシャル WEBサイト
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[本社]東京都港区北青山 2-14-4 アーガイル青山 14階
〒107-0061 -
[営業・販売・企画・管理]
- 流通・飲食
- 外販
- オンライン販売
- 店頭販売など