ギー(GHEE)を使ったバターコーヒーの提供を始まました!

こんにちは。
日本橋店の富永です。

先日は夏のお得な4日間 スペシャルデイズへ多くのお客様が来店して下さいました。
ありがとうございます。

スペシャルデイズは終わりましたが、バターに関しては複数個購入で累進値引きがございます。
ノーマルタイプですと、2個購入で税込4,320円→税込4,000円、3個購入で税込6,480円→税込5,940円になります。
ノーマルと発酵を組み合わせても適用されます。
詳しくは店員へお問い合わせください。

引き続きご利用お待ちしております。

バターオイル ギー(GHEE)の発売はお伝えしておりましたが、この度 当店で提供しているバターコーヒーに入るバターを、ギー (GHEE)に変更できる様にいたしました。
価格変更はございませんので、ご注文の際に「ギー(GHEE)で作って下さい」と伝えて下さいね。

バターコーヒーについては、こちらのブログもご覧くださいね。

今日は少し難しいですがオイル(油脂)のお話をします。
バターオイルのギー(GHEE)はウシのお乳から水分やタンパク質を何工程もかけて除いて出来たら限りなくオイル(油脂)だけになったものであることは前々回にお伝えしました。
では、一般的な油との違いは何でしょうか?

よく海外旅行で"水に当たる"という事がある様に、"油に当たる"というのも起こります。
これは古い油を使った料理を食べたことで身体に異変が起きてしまうこと。
友人も深夜に売れ残りの揚げ物を購入して食べたら、翌朝お腹が痛くなり、病院へ行ったら先生から原因はそれだねって言われたそうです。

古い油というのは酸化した状態のことで、成分が変質して人体に有毒なものが出来てしまいます。
油脂の中には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸という2つあり、不飽和脂肪酸は幾つかの健康に良い成分がある事が分かっているものの、酸化しやすいため保管環境など注意が必要です。
バター及びギー(GHEE)に豊富な飽和脂肪酸は、酸化しにくい性質があります。
また、加熱による酸化についても、煙点が250℃と高いバターオイルのギー(GHEE)は、強いと言えます。

アジアや欧米などで遥か昔から日常で使われてきたバターとギー(GHEE)。
日本ではバターというと有塩タイプ・食塩不使用・発酵タイプの3つがよく見かけますが、海外では発酵タイプが主流なんだそうです。
これは歴史的にみて、当時の衛生環境などから"バターは発酵してしまうもの"だからではないでしょうか。
人類が安全に、そして健康的に食事へ取り入れるために生まれたものがギー(GHEE)というものなのでしょう。

油脂にある2つの脂肪酸は片方だけではなく、両方が1つの中に存在しています。
バター及びギー(GHEE)にも不飽和脂肪酸である共役リノール酸とというのが多くあります。
リノール酸は体内で生成できないため、食事から取る必要のある栄養成分です。
更にその異体である共役リノール酸は、ウシが草を食み、胃袋から戻す反芻活動によって草の持つリノール酸が変化していくと考えられるそうです。
ウシ本来の食生活である草を主体にした酪農を行なっている、なかほら牧場のウシたちから、こうした人間にも必要な栄養が生まれてくるのは納得できます。
しあわせな牛たちだからこそ、人間にも健康になれるのだと感じました。

難しい話となりましたが、是非是非ギー(GHEE)を使ったバターコーヒーを楽しみにご来店ください。
今後もギー(GHEE)を使ったカフェメニューをご用意して行けたらと考えております。