ハラール(ハラル)とは、イスラム法(シャリア法)において「許可されているもの」のことです。
イスラム教は世界三大宗教の一つで、全世界の人口の4人に1人(約16億人)はムスリム(イスラム教徒)であるといわれています。
ムスリムにとってハラールであることはとても大事なことだそうです。
なかほら牧場は、増えつづけるイスラム教国からの人たちのリクエストに応えるためにハラル認証を取得しています。
不法なもの(ハラム)は食べ物だけではなく、生活全般に及びます。
そのため、例えば人のものを盗るなど、不正行為もハラムに当たります。
食べ物においてのハラムの代表例としてはアルコールと豚があります。
これらの派生品もハラムとされます。
それ以外にも食べたり使ったりすると身体に悪影響があるものはハラムとされ、害虫や有毒なものなどが含まれます。
イスラム法に照らし合わせ、問題がない製品は「ハラール認証」を取得することができます。
多くの日本人にとって、ハラール認証であるかは関係ありませんが、ハラールの適用範囲は「農場から食卓まで(Farm to Table)」の全てのプロセスに及ぶため、ウシの飼育から製品の製造過程に至るまで、イスラム法的に問題がないだけでなく衛生面で問題がないという評価でもあります。
牛乳・ヨーグルト・プリン・アイス・ソフトクリームはハラール認証取得済みですのでムスリムの人たちだけではなく、全ての方に安心してお召し上がりいただけます。
※肉製品でハラール認証を取得する場合には、
屠畜からハラール適合の方式を取らないといけないため、当牧場では認証を取得しておりません。