1. 牛の寿命は何年?

山地酪農とは

牛の寿命は何年?

本来、牛の寿命は 15 ~ 20 年以上といわれています。 一般的な舎飼い酪農では、雄牛 ( 種牛になるものを除く ) や人工授精を行っても妊娠しない牛 ( しにくい牛 ) は市場を通じて肥育農家に販売されてやがて肉になります。人工授精はもちろん有償ですから、受精の確率を上げるために発情誘発剤を使用したりもしますが成功率は6割前後。妊娠しにくい雌牛はコストがかさみ不経済なのです。 また、妊娠した乳牛が出す乳の量にはピークがあります ( 3 ~ 4回目の出産の後 ) 。 ピークを過ぎると乳の量も減少していき一定水準以下になると肉牛として処分されます。
こうした牛の一般的な寿命は、6~7歳といわれています。
乳量を稼ぐために、なるべく早く雌牛に子どもを生ませる工夫がなされ、人工授精と分娩を繰り返し常に牛乳を搾り取る。乳脂肪分の高い牛乳を出させるために、高栄養・高カロリーの濃厚飼料や配合飼料を与え、狭い牛舎に入れて病気予防のための薬剤も投与する。これはどう考えても、牛が健康的に生きていける環境ではありませんね。
中洞牧場の牛たちのほとんどは牛の本来の寿命を全うします。ちなみに先日は18才の牛が出産しました。

牛の寿命は何年?