1. 自然生息の“野シバ”が餌

山地酪農とは

自然生息の“野シバ”が餌

  • 粗飼料
  • 濃厚飼料
  • 配合飼料

※1 牧草をサイロなどで乳酸発酵させたもの
※2 砂糖ダイコンの搾りかす

山地酪農は自然まかせ、牛まかせの放牧ですから、当然のことながら餌も 「 粗飼料 」 。しかも、土を耕してオーチャードグラスやクローバーなどの外来種の種を撒いてつくる餌ではなく、自生する野シバが餌とします。
もっとも、自然の山野には草以外の植物も自生しているので、これらも餌になります。毒草など食べてはいけない植物は、牛は自分の判断で食べません。 牧草地の草は牛に食べられ踏みつけられていくうちに、植生を徐々に変化させていきます。背の高い草が消え、いつのまにか野シバが根付き、やがて一面野シバ の草原になって安定します。牛は野シバの若芽を餌にしますが、再生力の強い野シバは次々と若芽を芽吹かせて牛に餌を提供します。野シバは雑草に負けること がないので除草剤や化学肥料を投与することもなく、その根は肥沃な表土をがっちりと押さえ込み土壌侵食をも防いでくれます。
また、野シバで育つ健康な牛の “ きれいな ” 糞尿は野シバの栄養源となり、牛と野シバの共存関係が出来上がるのです。(野シバ・木の葉・雑草などがなくなる冬期は国産の無農薬乾草を給与しています)

野シバで育つ牛の “ きれいな ” 糞尿は、野シバの栄養源になります。