
中洞牧場の牛乳にかかせないキーワードは、「自然のまま」ということ。牛が食(は)む草・暮らす環境・風味を壊さない牛乳の殺菌方法など、すべてにおいて自然にこだわっているからこそできる、昔ながらの牛乳です。
季節によって移ろう色と飲み口
牛乳は牛が食べたものからできています。これは当たり前ですが大事なことです。中洞牧場の牛乳は、牛がカロチンや水分を多く含む野シバを食べる夏には黄色を増してさっぱりした飲み口に。一方、雪に閉ざされ主に国産の乾草を食べる晩秋~春にかけては白く濃厚な味になります。
ちょっとした変化に、季節の移り変わりを感じる。
牛乳って本当はそういうものなんです。

険しい山地で野シバをはじめとする草を食べてたくましく暮らす牛が提供してくれる、自然のままの牛乳。その風味を大切に、絞ったその場で低温長時間殺菌をしてビンに詰め込みました。フワッと爽やかな味わいと、クセのない口あたりをお楽しみください。

「牛乳ってなんだかコゲたようなにおいがする」
「のどの奥にからまるような感じがいや」
そんなイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
一般的な牛乳は、120℃ 2 秒という高温・短時間で殺菌されています。その結果、牛乳は熱変性を起こしてしまい、どうしてもコゲ臭さが残ってしまうのです。
また、高温の機械の中でこびりつかないよう、脂肪球を細かく砕いて均一化する「ホモジナイズ」と呼ばれる加工を行うため、のどの奥にねっとりと張り付くようになってしまうのです。
中洞牧場では、牛乳本来の風味が活かせるよう 65℃ 30 分の低温・長時間殺菌を行っています。そのため、あとくちのいい、さわやかな香りとサラッとしたのどごしが楽しめます。
30年以上前に流通していた昔の牛乳を知っている方からは「懐かしい」と言われ、牛乳が苦手な方からは「初めて飲めた」と驚かれます。その秘密がここにあります。

中洞牧場の牛乳は、時間が経つとビンやグラスの周りにクリームのラインが浮かんできます。これはホモジナイズ加工をしていない自然のままの牛乳というしるしです。
クリームラインはバターと同じ乳脂肪分が集まってできたもの。当然ながら、中洞牧場の牛乳は容器に入れて振り続けると、バターができます。