中洞牧場は山の上にあります

岩手県の約 6 割を占める北上山系は、なだらかな地形に楓・松・楢などの原生林が広がり、野生動物も多く生息する自然豊かな地です。
中洞牧場はその北上山系中の窪地、標高 710 ~ 860m に位置しています。
私たちの牧場が平野の牧草地ではなく山の上にあるのは、「山地(やまち)酪農」という手法を用いているからです。
水や空気が生まれる山。自然の恵みにあふれている場所。
そんな自然に囲まれたところに、中洞牧場はあります。

山地酪農を実践する中洞牧場では、牛も人も自然のままに生きています。
牛は狭い牛舎で穀物を食べているのではなく、一年を通して山で自由に過ごし、気ままに下草を食んでいるのです。
牛が山の植物を食べることが下草の刈り取り作業の代わりとなり、人が山に手をかけやすくなります。
山を管理することで豊かな自然が守られ、四季それぞれの山菜や、間伐した木からできる炭、もちろん牛から搾る牛乳など、多くの恵みが得られるようになるのです。
山や森、牛と人。
ゆっくりと流れる時間の中で、お互いに調和しながら自然に暮らす。
それが私たちの牧場です。
